第3回ふたみ手づくりマルシェ太江寺 観音火祭り レポートです。
*vol,4*
ひきつづき、火祭りの様子をお送りします。
柴燈護摩は、真言宗 宗祖・弘法大師の孫弟子にあたる理源大使・聖宝が、 日本七霊山の一つ大和峯山で修行中に柴を集めて護摩を焚き、 毒蛇を退治したことが始まりとされ 古来、国家
安穏、 五穀
豊穣、無病
息災などを祈願してきた行事です。
祭壇にご本尊をお招きし
ほら貝の合図とともに
四方上空に向けて矢が放たれ五大神龍王の降臨を願い諸魔結界される
護摩壇に向かって正面から斧が振り下ろされ護摩の薪が清られます
ご本尊より 智慧の浄火を松明で採火し、護摩壇に点火される
柴燈護摩壇に火が入り、柴を焚く
ヒノキが芳香を放ちながら天に昇る白煙
護摩壇の火が鎮まり
煩悩を鎮め、家内安全、無病息災を願いながら燃え跡を渡る参拝者
信者・参拝者の火渡りが終わると、最後は、多くの人に福が来るようにという願いが込められた福まきが本堂の前で行われます。
ビニール袋いっぱい!
太江寺の数ある年中行事のひとつであります、火祭り
護摩は、古代インドのサンスクリット語「ホウマ」を語源としており、(火で)焼く、燃やす、という意味があり、護摩を焚くということは、さまざまな不浄や災難を焼き尽くして幸せになることを意味しています。そして柴燈護摩の残り火の中を素足で渡り歩くことは
炎の中の本尊と一体になることを意味しており、このことによって本尊からの恵みにより家内安全、身体健康、商売繁盛、交通安全、除災招福などの諸願成就が頂けるといわれています。
来年度はぜひ是非、潮音山 太江寺へ
追伸、
4月29日は、太江寺にて春季大祭 藤まつり!!
太江寺には見事な藤棚があります。
藤は
紫と白の2種類
紫色の藤は130年前、盆栽から地植えしたと伝えられています。